「いつ仕事してるの?」
「そんなにコラムを書いて、暇なんじゃないの?」
周りから、冗談も含めてそんなことを言われることがあります。
確かに私は、このSunny Side Journalのコラムを書いたり、Webサイトを触ったり、AIを使っていろいろ試したりしています。G検定も取得しました。
そういう姿だけを見ると、「いつそんな時間があるんだろう」と思われるのかもしれません。
でも、実際には特別暇なわけではありません。
毎日仕事をしていますし、家に帰れば娘2人の育児があります。家事もします。
こうやって書いてみると、普通に忙しく暮らしているのだと思います。
それでも、自分ではあまり「忙しすぎる」と感じていません。
なぜだろうと考えてみると、時間そのものよりも、限られた時間をどう使える状態にしておくかをかなり意識しているからかもしれません。
人によって「持っている時間」は、それほど変わらない
これはあくまで私の感覚ですが、人それぞれのキャパシティは、実はそこまで大きく変わらないのではないかと思っています。
もちろん仕事や家庭環境は違います。
それでも、1日に使える時間そのものが劇的に増えるわけではありません。
違いが出るとすれば、
- 何に時間を割いているか
- 何をやらないか
- 短い時間をどう使っているか
- すぐ行動できる環境ができているか
といった部分なのではないかと思っています。
私の場合は特に、隙間時間でできることを増やすための環境づくりをよく考えています。
朝6時。ミルクをあげながら情報を入れる
我が家では、だいたい朝6時頃に娘に起こされます。
そこから下の娘にミルクをあげながら、YouTubeやスマートフォンで情報収集をしています。
投資のことだったり、デジタル関係だったり、AIの最新情報だったり。
そして8時頃に出勤する、というのが普段の流れです。
ここで自分なりに工夫しているのが、「何を見るかを、その場で探さない」ことです。
YouTubeを開いてから、
「今日は何を見ようかな」
と探し始めると、それだけで時間を使います。
関連動画を次々と見てしまうこともあります。
なので私は、普段から見るコンテンツをある程度決めています。
朝になったら、それを見る。
投資、デジタル、AIなど、自分が追っておきたい分野の情報を毎朝少しずつ入れていく。
特別なことではありませんが、毎日の「探す時間」を減らすだけでも、短い時間は使いやすくなります。
隙間時間には、AIですぐ続きを始められるようにする
もう一つ大きいのがAIです。
私は休憩時間やちょっとした待ち時間に、AIを使ってコラムを書いたり、勉強したり、コードについて考えたりしています。
ただ、短い時間しかないのに、そのたびに長いプロンプトを書くのは効率がよくありません。
そこで、よく使うAIエージェントには、あらかじめ
- どんな役割をしてほしいか
- どんな回答を返してほしいか
- どのような形式で整理してほしいか
といったことを設定してあります。
そうすると、その場では一言、二言の指示でも作業を始められます。
このコラム作成もそうです。
私は思っていることを音声で話し、それをAIに渡して整理しています。
もちろん、AIが考えたものをそのまま公開するわけではありません。
何を伝えるかを決めるのは私ですし、出てきた文章を読んで「これは自分の考えとは違う」と思えば修正します。
ただ、ゼロから文章の形にする部分をAIに手伝ってもらうことで、短い時間でも前に進められるようになりました。
5分や10分でも「次の一手」をつくる
例えば、ちょっとした休憩時間。
ショート動画を何となく眺めていたら、5分や10分はすぐに過ぎます。
もちろん、そういう時間が悪いとは思いません。
私もずっと何かを勉強しているわけではありません。
ただ、やりたいことがある時には、その5分や10分を使ってAIに現状を入力します。
例えば、
「今のポートフォリオはこうなっている」
「このWebサイトは今ここまでできている」
「次のコラムではこんなことを書きたい」
と渡しておく。
そして、次に時間ができた時にAIから返ってきた内容を確認して、
「ここは違う」
「次はこれをやろう」
と自分で判断します。
一度の隙間時間ですべてを終わらせようとはしていません。
短い時間で、次に進める状態をつくる。
これを繰り返している感覚です。
だから私にとって重要なのは、「AIにすごい答えを出してもらうこと」以上に、短い時間でAIに正しく仕事を渡せる環境をつくっておくことなのだと思います。
家に帰ったら、意外と普通に過ごしている
ここまで書くと、朝から晩までAIを触って何かを作っている人のように見えるかもしれません。
でも、家に帰った後はそれほど仕事を持ち込んでいません。
家電も使いながら効率よく自炊をして、子どもたちをお風呂に入れて、ミルクをあげて、寝かしつける。
Instagramを触ることもありますし、料理をしながらドラマを見ることもあります。
そして子どもたちが寝た後は、妻とゲームをしたり、お酒を飲んだりして過ごしています。
ドラマを何本も追いかけるような生活ではないかもしれませんが、特別に娯楽を捨てているわけでもありません。
私としては、夜の時間まで無理に詰め込むよりも、日中に発生する細かな時間をどう使うかのほうが大きいと感じています。
「時間をつくる」より、「すぐ始められる状態をつくる」
私は時間管理の専門家でもなければ、何か大きな成功をしているわけでもありません。
なので、この方法がすべての人に合うとは思っていません。
ただ、自分自身の生活を振り返ってみると、何かをするためにまとまった1時間、2時間を探すことはあまりしていません。
5分あったら、5分でできるところまで進める。
そのためにAIを使う。
そのために、普段から見る情報を決めておく。
そのために、AIエージェントの指示を先に整えておく。
私がやっているのは、時間を増やすことではなく、時間ができた瞬間に動けるようにしておくことなのだと思います。
AIが便利になったことで、この「5分でできること」は確実に増えました。
だからこそ、これからもAIにすべてを任せるのではなく、自分がやりたいことを少しずつ前に進めるための道具として使っていきたいと思っています。




